2018年1月22日発売のヤングマガジン8号に掲載された喧嘩稼業の85話の内容に触れていきます。
まだ読んでない人はネタバレに注意してください。
~これまで~
トーナメントは一回戦の第四試合までが終了した。第五試合が始まる前、里見と山本空は田島を襲撃する準備のためにアリの排除へ動く。その道中で里見らは天才悪童の十兵衛ちゃんと遭遇するのであった。互いの腹の探り合いが始まる。
喧嘩稼業85話あらすじ
十兵衛は里見に紙袋の中身を問われて「お前にメリットしかないもの」だと説明
本当にメリットしかない物なら見逃すという里見
中身は何なのかは伝えることはなかったが、これを利用して関修一郎を排除するのが狙いだと話す十兵衛
十兵衛は関の存在はトーナメントを勝ち上がるために厄介だから早めに排除したい
一方の里見は関の排除には反対だった
里見からすると上杉均を最も警戒しており、強敵である関を排除してしまうと上杉が楽に勝ち上がってしまうため
お互いの利益が一致する目的のために紙袋の中身を利用するためにはどう動くのが正解か?
この話はコミック11巻に収録されています
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85話の感想
前回の続きから始まりました。
今回もあまり話の進行はありませんでしたが、伏線など結構気になる部分がありましたね。
里見は試合前に動いていた
今回で明らかになったポイントのひとつは、里見が意外と色々な人物と事前に接触しており動いていたということですね。
今回の話だけで試合前に「タン」と「芝原」に接触している描写がありました。
中でもタンとの出会いの場面は里見が上半身裸で怪我をしている感じで、タンが車から降りて何か里見に確認しているという感じの様子でした。
タンは里見に「你是最強的」と一言言っていますね。
気になったので言葉の意味を調べてみました。
九兵衛のプチ中国語講座
你是=あなたは
最強=そのままの意味
的=~の(もの)
という意味のようです。
「あなたは最強の者」とタンは里見に言っているのか、確認をしているのか?
もしくは「最強の者を決める」みたいな意味合いでトーナメントに誘っているという感じなのかもしれません。
この2人の関係性自体が初めて描かれた話しなのでちょっと前後の内容がこれだけではよく分かりませんが・・。
おそらく中国にいるときに何かしらの接触があったという感じでしょうか。
アンダーグラウンド関連かもしれませんね。
芝原と里見の接触も気になるところですが、里見も芝原が薬を用意しているところまでは読めていない様子でしたね。
とりあえずまた伏線が増えました。
フィジカルモンスターの関
あともうひとつ気になったのは関の扱いですね。
『投げ・締め・極めが完璧なフィジカルモンスター』と称される関ですが、上杉戦以前にまず睦夫に勝てるのかと思いますが・・。
表世界での下馬評の高い選手ほどトーナメントでは活躍できないような傾向があるように思えますが、関も金隆山のようになるようにしか思えません。。。
上杉×芝原の対戦もですが、関は試合を含めて最後どうなるのかも気になる存在になってきましたね。
十兵衛はどう動く?
最後は山本空の携帯を借りて「10分後にアリと待ち合わせる」と言って別れた十兵衛と里見ですが、本当に十兵衛はアリに紙袋を利用するんでしょうかね。
アリを排除すれば確かに十兵衛や文さんにもメリットはありそうですが、里見が何を計画していたのか十兵衛があまり突っ込んで聞いていないのも気になりました。
山本空の携帯を借りたのも気になるところで、例えば別れた直後に電話をかけ直して場所を変えたり、里見の計画をアリに話して逆に里見を追い込むなんてことにもなるかもしれません。
十兵衛の動きにも今後注目ですね。
まとめ
会話全体を通して終始里見が十兵衛を言いくるめている印象ではありますが、どうしても個人的には里見の襲撃が田島やアリに通用するとは思えません。
最後はカッコよく「私が田島の目を潰します」とか言ってますが、田島以前にアリにも負けそうな予感がしてなりません^^;
次回の掲載予定は11号(2/10発売予定)です。
予告上では3週ペースに戻ってはいますが、期待はできませんので掲載に過度な期待はしません(-。-)y
九兵衛さま。更新ご苦労さまです。
本年もよろしくお願いします。
年末年始、喧嘩商売・喧嘩稼業を通読しましたがやはりいいですね!木多先生の活躍をお祈りします。
今週は十兵衛・里美の田島対策。 前回、里見の小者感が減ったとコメントしましたが、それとは別にどうしても甘さ残ってる感が出てるなーと。 猜疑と検証の応酬の会話内容の検討は置いておきましょう。 商売再読し、結局里見は善人なんだろなと。 裏で何かやろうと暗躍してもまるでエゲツなくない。 田島は逃げ里見は陸に立ち向かった所から本質は変わらず、全てが二歩三歩遅く緩い。 田島・十兵衛のようなナチュラルボーンではない。 毒を使いる程の着想は無く健康的な暗躍する。 寝首を掻くとはそうじゃないだろうと。
勝っても負けても上杉と共に、商売から続く田島・山本家・進道塾「情の物語」のフロントとして楽しみにしています。 愛嬌とともに。(^-^)v
まだかまだかさん
いつもコメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いします^^
自分も年末に喧嘩商売を読み直してました。やはり話全体を通して進道塾や山本陸の存在は大きいものになっているので、このトーナメントで空手最強説をどう表現するのかは元進道塾生の里見や田島も含めて楽しみですね。
確かに里見の甘さは気になってきましたね。善人ではナチュラルな悪人に勝つことはやはり難しいように思えますね。
また次回の展開も楽しみですね。
里見は十兵衛から、騙されるんじゃないかと思います。携帯電話の下りで、本当に頭が切れるなら、渡さないと思います。これだけ、里見や関を持ち上げておいて、落とす事を先生ならやりそう。。下馬評では、兄が負けると思われているのね、
私はプロレス組が好きなので、カブトから勝ってほしい。しかし、三代川の話が稼業では皆無な事が気になっています。
そもそも、携帯電話を渡すと、直前に電話をしてなかったのがばれるのでは?
「時間がない」という言葉をフォローした行為がウソだと気づかれるかと。
ただし、それも織り込み済みで、佐藤が協力しないことを知っているのかも。
ちひろさん
コメントありがとうございます。
確かに里見と関は危ない感じしてきますね。
三代川が勝つと一気にカブトが勝つ理由が薄くなってきますが、三代川の中に名護夕間とか憑依してたりする展開だと一気に分からなくはなると思います^^;
てっきり今週の喧嘩稼業で、カヌーの〇〇選手をいじってくるかと期待してた
文さんがんばれさん
あの事件はまさに金田そのものでしたね(笑)
更新ご苦労様です。
私はずっと里見が好きなのですが、噛ませ犬と言われ続けて悔しいです。
カブトを瞬殺して見返して下さい
里見推しさん
今のところは噛ませ犬感はまだぬぐえないですが、一回はちゃんとした試合を見ないと正直分からないところは多いですね。
今回は里見とタンの関係が気になりましたね。
あの場面は兄弟子を殺してしまった時でしょうか?
カブト戦で明かされるのかもしれませんね。
それにしても会話だけなのにこれだけ濃密なのは格闘漫画として異質すぎますね笑
上さんさん
確かに気になりましたね。
そうですね。一切戦闘なく会話だけでここまで見せれるのは本当に凄いですね。
読者サイドから見ると、内通者はホテルマン・タンと里見が知り合いという情報・山本空の携帯
ぱっと思いつくだけでも結構なモノが十兵衛サイドに流れましたよね
結局、紙袋の中身も運べたし、アリと接触する権利も得ましたし。今回の結果だけみると、十兵衛が上手く立ち回った気が…
今後の展開楽しみでしかたない
774さん
十兵衛が手にいれた新たな情報をどう使ってくるのかは楽しみですね。
やり取りを見ていると、十兵衛がいいとこ取りする伏線にしか見えません。
十兵衛の個人的な目標である打倒工藤を優先するなら、暴力規定に触れた件をアリに話して工藤を煽らせ、さらに嫌がらせしてストレスを与える。
タンとの裏が取れたら暴力規定も脅しにならなくなるので、暗躍の幅も増える。
里見って十兵衛にとって計算外のコマだと思うんですね。よくわからんけど、そこまで警戒する人間ではないかなくらいの。
もし里見の言う「関に勝てる」が本当なら、ここで退場して頂いた方がいい。アリに「襲われるぞ」と言っておくだけで、奇襲の成功率を下げて返り討ちに合わせることができる。
そもそも、紙袋を持ったまま、空くんの携帯を追加で手に入れただけの状態なんですよね。
空くんの携帯でイタズラして捨てたところで、もともと作戦になかったアイテムなんだから十兵衛は痛まない。
だいたい、ここで十兵衛が裏切ったとしても里見くんは田島陣営への攻撃を中止したりはしないでしょう。
十兵衛は今回の件を上手く工藤への嫌がらせに生かしながら、里見にアリと田島を潰してもらうのではないでしょうか?
松村さん
個人的に一番疑問に思うのが、わざわざトーナメント表を発表しているのにリング外の戦いでそれを実現させなくさせる必要が漫画的にあるのかって部分は引っかかりますね。
なので里見もカブトとは戦うと思いますし、最終的に田島かアリに倒されるとしてもカブト戦前に戦闘不能になることはなさそうですね。
佐川兄弟対決を描かかなかった時点で少なくとも出場者同士の場外戦の展開はないのかなーとも思います。
ただ石橋と徳夫の試合も幻で終わったので可能性はゼロではなさそうですが。
いつも楽しく拝見しています。
ちょっと気になるんですが、喧嘩商売、喧嘩稼業と読んできて、十兵衛の目的は最強ではなく、工藤に勝つこと。
工藤戦が終わったら、十兵衛の性格上、トーナメント離脱するんじゃないか、と思います。文さんに玉潰されたり、目を潰されたり、十兵衛がそんなリスクの戦いをするとは思えません。
十兵衛の能力なら会社や金儲けはできそうですし、優勝賞金も欲しそうにない。今まではあくまでも工藤戦に向けての戦いでした。でも、関潰しは文さんのため?それとも自分が優勝するため?管理人さんはどう思いますか?
rainyさん
いつもありがとうございます。
十兵衛が優勝を狙うかどうかは2パターンよく上げられますよね。
普通に考えれば工藤に勝って棄権が一番考えられると思います。
あと、連載スピードが遅すぎて実感しにくいですが、そもそもトーナメントは全体のストーリー構成から見るとまだまだ物語の序盤のほうですね。
トーナメントは日本人のみの日本編で、トーナメントの試合間にちょくちょく挟まる伏線で世界の強豪を集めた世界編へ繋がる構成になっています。(昔ニコ生でアシスタントが解説していたとのことです)
なので十兵衛がトーナメントを優勝してもしなくても、次の舞台はすでに始まっているので最終的に主人公が一番上になる展開になるにしてもトーナメントは優勝する必要はないのかなーとも思います。
更新お疲れ様です。
空くんは原始時代と平成くらいの遅れがありそうですね、周回遅れってレベルじゃないぞw
里見が策士っぽくなってきてますけど芝原じいちゃんが勝ちそうなフラグも出て来て楽しみです
十兵衛も里見に人を殺してますねって言われたりしないかな
梶原十字軍さん
山本空とか高野とか川上竜もセコンド勢は明らかに選手よりもレベルを低くしていますよね^^;
明けましておめでとうございます。ほねです。
今週の感想=里見さんかっけえ(単純)!里見が急に有能感出たのでこいつ強ええんじゃねえの?と思いましたが、確かにアリを出し抜けるかわかりませんね。空ちゃんが単純すぎて泣きそう。
里見の回想のタンは例の兄弟子を殺す話なのかな?どういう経緯でタンと知り合えたかは不明ですが。中国語翻訳で調べると「你是最強的」=「あなたは一番強いです」でした。そのまんまの意味なんかな。タンも世界各地の最強を探している時に偶然里見に出会って…。て感じかな。単行本で加筆されるかもしれんな。稼業の掲載ペースが速くなりますように。
ほねさん
コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いします^^
里見とタンの出会いは兄弟子の話と繋がるかもしれませんね。単行本の描き下ろしも見たいですが、そろそろ里見以外も見たくなってきました^^;
更新お疲れ様です。
里見が思うように事を進めているような感じですが、よくよく考えると十兵衛は空の携帯を手に入れたり里見サイドの情報を得ている一方、里見は芝原が何か隠しているといった程度の情報と十兵衛との約束。
あとで十兵衛にハメられて残念な最後を迎えそうな気がしてなりません。
空手は本当は強いんですさん
コメントありがとうございます。
確かに主導権を握っていたように思えた里見ですが、結果的にはあまり得していないようにも思えますね。
更新お疲れ様です。今年も楽しく読ませていただきます^^
里見と十兵衛の話も終わり、ようやく次回に第5試合が行われそうですね。アリがどうなったのかは試合後に判明する気がします。
十兵衛の袋の中身がターゲットの関以外にも通用するということは、またしても相手を弱らすor殺す類のものかもしれませんねw
仮に手術室から入手できるものと考えるとシンプルに全身麻酔の薬かもしれません。以前に十兵衛がカワタクとの会話で「デスフルラン」と口にしているのでそれを使うと予想しています。
ハートブレイクさん
コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
紙袋の中身は気になりますねー。確かに医療室が関係している何かの薬品の可能性ありそうですね。
屍ほどではないにしろ、試合はできない状態になる物でしょうね。
会話だけなのにさすが、面白かったですね。
正直 里見は噛ませにしか思ってなかったのでここ数話の躍進は個人的にすごく燃えます。タンとも繋がって実力を認めさせた上 根回ししてたとは…
とはいえまだ 会見の時のが伏線で 田島の思惑の範疇って可能性も残ってますから…どうなるのか
予想などあればお聞きしたいです。
どうなるのか…
楽しみです。
最初は白けた目で見てたキャラでしたが、もぅ里見も大分好きになってきました。反面 手の込んだ噛ませで終わる所も見てみたい気もw
予想などあればお聞きしたいです。
すいません間の数行消えちゃってました。
ななしさん
里見がどうなるのかは今後の楽しみな要素のひとつですね。
とりあえずちゃんとカブトとは対戦して欲しいですが・・。
更新お疲れ様です(^o^)芝原、上杉の試合はとにかく読めませぬな(; ̄ー ̄A芝原は年齢的にはじいさんですが合気道強そう(゜ロ゜;これからの試合も、みどころ満載ですがカブトvs里見の試合が一番楽しみです(^o^)カブトは一番善人ぽいですが好きなキャラです(; ̄ー ̄A(笑)
ハマナスさん
一回戦の残り試合も早く見たいですね。カブト×里見の掲載は何年後になるんでしょうかね・・。
回想の拳聖の対戦相手って山本陸ってことはないですかね?
タンも「你是最强的」とか言ってるし里見が陸にリベンジ済なんてこともワンチャン
あるのでは。
のりだーさん
里見の様子的にはまだ山本陸との再接触はないように思えますがどうでしょうかね。
九兵衛さん、今年もお世話になりやす。
なかなか読み応えのある展開でしたね。しかしながら次の試合を控えている上杉芝原のエピソードがまだまだ少な目。
芝原もただで負けるとは考えにくいので、今後の展開が俄然気になってきますねえ。
おでんさん
今年もよろしくお願い致します^^
芝原は陰陽トーナメントの必勝法を知っていると明言しているのでトーナメントでの活躍以外に期待もできそうですね。
ただ命の期限があるので世界編では登場しなそうですが、、、。
もしかして喧嘩稼業が掲載されてたから雪が・・・
というのは冗談ですが、前回の続きは単行本なんですね〜という事は読めるのは1年後位でしょうね(;^_^A
初書き込みで失礼します。
最後の十兵衛『高まるぅ』発言は佐川兄に向けた言葉でしょうか。ならば佐川兄と共謀(魔人薬的なものを佐川兄に渡す)→ 関を排除、の流れが妥当か。当初から覚醒後の関を最も警戒する十側の作略。里見が話の主導権を握ってるような展開だったが、上さんの煉獄や、田島潰すなど、あまり十兵衛からすると取引になってない気が。。後、空くんが元進道塾が最も警戒するのが上さんって言っちゃった所がマヌケ過ぎる。
いのきさん
初コメありがとうございます。
関の排除方法をそのままアリの排除方法にもスライドできる物だとは思うので、紙袋の中身は睦夫にしか効果のないような薬ではなさそうですね。
実はトーナメントの行方はセコンドが握っている気がします。
金隆山はセコンドが有能だったなら、夢斗に序盤でダメ押ししてほぼ無傷で勝っていたはず。
逆に力の差はあったけど、セコンドが有能だった夢斗は金隆山に善戦できた。
里見のセコンドは・・・かなり足を引っ張りそうですね。
反町なんかはセコンドがいろいろ仕掛けてるはずですよ。反町すら知らない策を。
隔週でお願いさん
そう考えると、十兵衛や文さんも苦戦しそうですね。
川口のセコンドだけがちょっと突出して有能な感じはしますが、他には三代川はセコンド陣営が有能そうに見えますね。
あとは田島のセコンドも実力的には陰陽選手レベルはありそうですね。
色々な意味で気になりました。
十兵衛は工藤と戦えさえすれば良いのかと思ってましたが、関の事も考えてるのは文さんの為でしょうが、十兵衛にメリット無いのにリスクを背負う理由は?
里見が田島を襲うのは魅力的な話?何故?文さんの目的とは、相反する気が。襲って負傷されるだけなら良いですが、再起不能にしちゃう可能性があるわけで。文さんの目的は田島を殺すことでしょ?
里見のトーナメント出場の目的は?最強を証明するためなら、闇討ちで目を潰すだけでなく、完膚なきまでに叩き潰せば良いのでは?トーナメントを制して田島と戦って勝つのが目的?賞金目的?
上杉さんが田島を襲うのは山本陸が目を潰されたことの報復でしょうが…。これまた上杉さんがトーナメントに出場してる目的がぶれるような…。
で、里見は本当に関に勝てる実力があるのか?
謎だらけです。
アベンさん
十兵衛の目的はとりあえず工藤で、文さんはとりあえず田島ではありますね。
ただ、確かに2人の価値観がイマイチ分かりにくいですよね。
普通の格闘マンガの主役たちなら「無傷の田島と正々堂々と勝負して勝利してこそ本当に価値のある勝利」と考えますが、こいつらの最強の概念はネジ曲がっていて、田島や工藤が片目を潰れた状態でも勝てば良いみたいな感じですよね。
そもそもその状態にするまで追い込むことも強さで、追い込まれること自体が弱さみたいな捉え方は斬新で面白い考えです。
里見の目的に関しては9巻の描き下ろしでハッキリと描かれていて、トーナメント優勝して最強の証明をして、その後の目的としては自分の流派を国内に広めるというものがありますね。
里見の最終目的は自分の流派を広めるために陰陽で優勝して世間に向けてアピールみたいなことですね。
ただ、関に勝てる実力があるのかないのかは何ともいえないところですね。
みなさん、素直に十兵衛の言葉を信用してますが、十兵衛は里見が紙袋を警戒してたので、その中身を隠したいのでドーピングという嘘を遠回しについてます。それは十兵衛も、ドーピングだと思わせればいいと言っています。つまり、ドーピングではない。私は工藤に対して金剛を入れるために過呼吸にするためのものだと思っています。
工藤は過呼吸ではないと金剛は入らない、漫画的に工藤は殺せない(まだ活躍の場あり)、高山、煉獄で倒すことは不可能、以上の点から間違い無いと思います。若くは、工藤の脳内ホルモンの自由分泌を抑制する薬的なものだとおもいます。
十兵衛の目標は工藤に勝つこと、関は関係ない、里見に邪魔をされないために嘘をつきました。
今後がますます気になりますが、予想をば。
昔々、芝原は無一の金剛を見ていますよね。上杉は無一に金剛を喰らって気絶してしまいましたが、芝原は金剛の角度、スピード、タイミング等を間近で見ているわけで。あんな必殺技を習得しないはずがない。時間もたっぷりあったわけですし。芝原は金剛をマスターしていると予想します。ドーピング薬を使えば上杉に金剛を入れられるはず。
もう一つ。トーナメント必勝法は相手の弱点を攻めること。カブトの弱点の一つはセコンドの薩摩、もう一つは優しすぎる性格。里見がこれを攻めないはずがない。あの眼鏡のホテルマンを使って薩摩に接触しているはずで、ちょっとそれらしい場面がありましたし(2回戦後の、ブンブンってところ)。薩摩を使ってカブトに精神的な揺さぶりをかけるのではないでしょうか。
お疲れ様です九兵衛さま
連載2回に渡り1ヶ月間、主人公達の立ち話し姿が続く…それでも読者を掴んで離さない、本当に稀な格闘漫画です。
ところで日本中に衝撃の訃報…の下りはすっかり無かった事にされたのですね。
十兵衛はアリと闘う気は皆無という気がします。密告もしないけど脅すネタはしっかり握って逃げ切ったというところでしょうか。どうなるやら次回以降も楽しみです。