喧嘩稼業4巻の感想 表紙は梶原さん!

喧嘩稼業４巻の感想になります。

この巻には戦闘シーンはありません。（徳夫VS菅野の瞬殺喧嘩のみ）

収録話
２３話：はじまっています
２４話：復活！ガンダフル
２５話：光あるところに影がある
２６話：安定飛行中
２７話：俺の左腕になれ！
２８話：調略
２９話：実弟見つかる
３０話：LOVE DOLL 百式

巻末エピソード：反町＆カブト
表紙：梶原修人

 

ザックリ内容

～前回まで～
最強を決める大会、陰陽トーナメント出場権を最強ボクサー石橋を撃破することにより奪取した十兵衛。石橋に変わり陰陽トーナメント出場が決定した佐藤十兵衛を加えた１６名による記者会見が始まろうとしていた・・。

 

 

～十兵衛待ち～

会見が一時中断となり、石橋を倒した十兵衛を待つことになる。

会見場では、入江文学に因縁のある梶原が文学を睨んでいた。

カワタクは梶原の目線が気になり文学を問い詰める・・。

 

 

 

田島と里見も小競り合いを起こしていた。

お互いの手の内の探り合いはすでにはじまっているのだ。

里見は田島に騙させるような形となった。

 

 

～十兵衛が会見場に到着～

改めて挨拶して、文学と今後の相談をする。

十兵衛は、カワタクから佐川兄弟の不仲を聞き、十兵衛の一回戦の対戦相手でもある佐川徳夫を兄睦夫を使い排除できないか密かに計画を練り始めていた。

 

 

 

～移動～

いよいよ大会開催地マカオへ飛行機で向かうトーナメント出場メンバーとそのセコンド。

飛行機の中では、会見場で小競り合いを起こしていた佐川兄弟がまた揉める。

兄睦夫はセコンド菅野に会見場で徳夫を襲わなかったことを怒り

菅野に徳夫の元へ襲撃にいかせる。しかし菅野は徳夫に瞬殺された。

 

 

 

菅野は見るも無残な姿に・・・。

 

 

一方、柴原が末期癌であることを２つの書類と医者から勘付く十兵衛。

さっそく柴原に末期癌であることに気づいたと報告に行く十兵衛。

その真の目的は、隣にいた上杉に柴原が末期癌であることを伝え動揺させるというもの。

しかし実は、柴原は十兵衛がそう動くだろうと予想しており、十兵衛は柴原の思惑通りに動かせれていたのだった。

場外でもすでに試合は始まっているのであった。

 

 

～マカオ到着～

ここからも心理戦は続く。

食事中の梶原の元へ十兵衛が近づき屍のことを聞き出そうとする。

結果的に十兵衛は梶原にうまく言い逃げられてしまう。

その裏で梶原はセコンドの澤を正式に自分の見方に引き入れることに成功した。

 

 

～佐川兄弟煽り～

十兵衛は佐川睦夫の元へ向かい弟徳夫と戦うように煽りに行く。

結果的にこちらは徳夫と戦う方向に説得することに成功する。

（睦夫は十兵衛を徳夫と認識してしまった様子！？）

 

一方で文学は弟の徳夫の説得にも成功していた。

あとは佐川兄弟を戦わせる場所を作るべく、陰陽トーナメント開催の資金を裏で工面しているタンも説得する。

アンダーグラウンドをマカオで開催して佐川兄弟を戦わせるように十兵衛がタンを説得する。

 

 

十兵衛はタンの説得にも成功した。

果たしてこのまま佐川兄弟対決は実現するのか！？

 

巻末エピソード

カブト＆反町

こちらは喧嘩稼業２８話（カブト編）と３０話（反町編）を紹介したあとに４ページの書き下ろしが収録されていました。

 

生野の車椅子を押させられて不機嫌そうな反町に後ろからカブトが声をかける

カブト「反町、相変わらず無茶苦茶だな」

反町「あん？おー！！カブトぉぉ！！」

 

のようなちょっとしたやり取りが見られます。反町とカブトは仲は良いように見えますね。

 

 

４巻の感想まとめ

いよいよトーナメントが始まる！！って感じの雰囲気から佐川兄弟対決の流れになり、まだしばらくはトーナメントは始まらないだろうなぁ・・。

と、このときは思っていましたが・・・。現在連載では陰陽トーナメントはすでに始まっております。

この巻は実質バトルがないので物足りない感もありますが、梶原さんも大活躍するし面白いところでもありますね。

川口や三代川ももう少し活躍してもいいかと思います。

 

巻末エピソードはほぼほぼ使い回しで残念なところですが、ヤンマガで中途半端に使った２８話、３０話をうまくねじ込めていますね。書き下ろしエピソードも４Pのみですが、カブトと反町の絡みは必見です！

 

ともあれ、表紙のかっこいい梶原さんは必見です！実際に梶原さんの大活はこの次の巻も続きます！

５巻の表紙は工藤かな？楽しみです。